教育の
「あたりまえ」を
変えていく。

さやか星小学校 SAYAKABOSHI Elementary School

さやか星小学校 SAYAKABOSHI Elementary School

教育の
「あたりまえ」を
変えていく。

本当に子どもたちのためになる教育ってなんだろう。
それは、ひとつのものさしで子どもたちをジャッジせず、
それぞれの強みを伸ばすことに注力することだと、私たちは考えます。

さやか星小学校が推進するのは、
行動分析学を駆使し、デジタルとかけ合わせた新しい教育。
一人ひとりの学習の速度に合わせた「パーソナライズ学習」、
望ましい行動や社会性を身につけるための「スクールワイドPBS」。
そして教職員と親が一緒になって取り組んでいく、
安心・安全な学校風土づくりのための「いじめ防止3Rプログラム」。

様々な観点から、子どもたちを見つめることで
点数だけでは見えない一人ひとりの価値を引き出し、
お互いが尊重し合い、自分らしくのびのびと育っていく。
ひとつのものさしではなく、多様なものさしで自分の可能性を発見できる、
そんな「マルチものさし」の考え方が当たり前となる教育を。

いつしか、それが新しい日本の教育のスタンダードとなり、
活躍していく子どもたちで溢れる社会を目指して。

2024年4月開校

廃校になった学校をつくり変え、
新たな小学校として生まれ変わりました。

※校舎、教室、子どもはイメージです。

CONCEPTさやか星小学校って?

デジタルテクノロジーと行動分析学を
かけあわせた先進教育

一人ひとりの発達段階や学習進度に合わせた
デジタルテクノロジーを駆使した
パーソナライズ学習の提供と、
多様な子ども同士の関わりによって
相手を想いやる心を育むために
行動分析学を用いた教育を実践する小学校です。

※校舎、教室、子どもはイメージです。

3つの「あたりまえ」を変える

学習のあたりまえ
「みんなが一律の授業を受け、一律の評価をされる」というあたりまえを変える。
テストの点数だけで評価をする教育を終わりにしよう。
学習進度や、得意・苦手分野がそれぞれで違うことは当然のこと。
大人数の子どもに対する一斉型授業には、もはや限界があります。
同じ教室の中でも、一人ひとりの発達段階や学習速度に応じた授業を提供することで、能力をどこまでも伸ばしていく授業を実現します。

評価のあたりまえ
「問題行動を減らす」というあたりまえを変える。
やってはいけないことばかり並べて子どもたちを叱る教育を終わりにしよう。
「◯◯しない」という目標を立てると、叱ってばかりの教育になってしまいます。「何かをしないこと」を目標にすると、子どもの積極的な意思決定や創造的な行動を狭めたり、自信ややる気を失わせたりしてしまうことになります。
「問題行動」を取り締まってやめさせる指導ではなく、望ましい行動を身に付けるポジティブな支援へ。望ましい行動が増えると「問題行動」が相対的に減る、という事実は行動分析学の多くの研究で証明されています。

子どもの対人関係
「子ども同士の人間関係は、子どもの自主性に委ねるべき」というあたりまえを変える。
いじめや仲間外れといったトラブルを子どものせいにする教育は終わりにしよう。
子ども同士の人間関係がうまくいかないのは当然。
そこに対して教職員や親が果たす役割は大きいにも関わらず、問題解決を子ども任せにしてしまうことで、ささいなトラブルの積み残しから深刻ないじめ問題へと発展してしまいます。
対人関係構築についても学校で教わるべき学びの一つと捉えることで、他者との適切な関わり方を教職員や親が導いていきます。

学校名にこめられた思い

すべて個性の異なる子どもが他者を尊重しつつ、希望の星が指し示す道を歩み、平和と栄光の道を歩んで
ほしいという願いを込めて、「さやか星小学校」と名付けました。讃美歌でクリスマス・キャロルの
「さやかに星はきらめき」(英: O holy night)の歌詞から着想を得ています。

校歌も作りました。ぜひお聴きください。

合唱:佐久市立野沢小学校合唱部(2022年5月録音)

校歌の歌詞はこちら

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ABOUTインクルーシブ教育って?

※校舎、教室、子どもはイメージです。

個性をのばし、
お互いをリスペクトしながら
共存できる学校

すべての子どもたちは性格も違えば、なにを楽しいと思うのかという興味関心も違うはず。
勉強に関してだって、国語が得意な子もいれば、数学が得意な子もいます。
だからこそ、みんな同じを目指すのではなく、子どもたちがそれぞれの個性を伸ばしながら、
お互いをリスペクトしながら共存できる学校を目指し、そのための環境を提供すること。
それが私たちの目指すインクルーシブ教育です。

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PROGRAM教育方針

※校舎、教室、子どもはイメージです。

さやか星小学校の
3つの教育方針

子どもたち一人ひとりの価値を引き出すことを目指すさやか星小学校は、
3つのあたりまえに対する新たな教育を実施しています。

一律評価・授業ではなく、
自分のペースで得意を伸ばして学ぶ
独自に開発したデジタル学習支援ツールを用いて、一人ひとりに合わせたパーソナライズ学習を実現。 クラスは20名程度。同じ教室では、学習進度が異なる子どもたちが共生します。その個別学習を実現するのが、私たちが開発する独自のデジタル教材。
子どもの発達段階・学習進度に合わせて学習課題をオーダーメイドし、学習進捗状況や理解度(正答率)をデジタルテクノロジーで可視化し、個別のフィードバックを行います。パフォーマンスに応じて難易度を上げていき、たとえば小学生でも子どもによっては中学、高校、大学入試レベルの問題に取り組むこともありえるかもしれません。つまずいた部分はもちろん教師が丁寧にサポートし、苦手も克服していきます。

問題行動を減らすのではなく、
望ましい行動を賞賛し身に付ける​​
「スクールワイドPBS」の導入で
目標設定し、
行動を可視化していく。
スクールワイドPBSは、子どもに望ましい行動を具体的に設定して、その行動ができた際に賞賛や承認をすること、そして、目標とした行動が起こりやすい環境を整えることで、望ましい行動を身に付けることを目指す教育メソッド。目標に掲げた行動は教科学習と同じようにデータ化し、スモールステップで段階的に子どもがその行動を身に付けられるようにします。
「問題行動を減らす」のではなく、「望ましい行動を増やす」という発想転換で、子どもにポジティブな変化を生み出します。これまでの公立・私立学校では教科を中心とした評価にとどまることが多く、社会性などは標語を掲げるだけのものでした。子どもの育ちには教科の学習だけではなく、「積極性」「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」「ユニークさ」「セルフマネジメント能力」なども必要です。これらの目標を行動分析学を用いて具体的に設定することで成長が可視化され、ポジティブな変化を生み出します。

人間関係を自主性にゆだねず、
人間関係を「大人もいっしょに」学ぶ
「いじめ防止の3Rプログラム」を日本で初導入。
教職員や親が協力することでいじめを放置しない学校へ。
いじめは大きな問題 令和2年度文科省の調査では小学校全体の約9割がいじめを認知していると回答。すべての子どもたちが被害者あるいは加害者、または見て見ぬふりする傍観者になりうる現状を踏まえ、子どもはなんらかの形で必ずいじめに巻き込まれるもの、ということを前提に対策を考えます。
いじめ防止の3Rプログラムとは、いじめの問題を大人の問題として捉え、未然に防ぐために大人が取るべき行動の「3R:Recognize(認識)、Respond(対応)、Report(報告)」を浸透させるべく、すべての教職員・保護者向けに提供されるプログラム。適切な対応を知らないがゆえに、いじめを放置してしまう大人を減らすためにも、「いじめは常に発生しうるもの。すべての教職員・保護者双方で普段から見守っていこう」という支援を呼びかけていきます。

コミュニケーションを学びへ子ども間のコミュニケーションを子ども同士がうまくできないのは当然のこと。ささいなすれちがいから発生するいじめの芽を生まないために、コミュニケーションも学びの一つと捉え、望ましい関わり合いができるように、大人と一緒に学んでいきます。他者との違いを多様性と認め、互いに尊重し合う子どもへと導いていきます。

通常の学校カリキュラムに加え、
子ども自身が能動的に学び、
多面的な興味を得る特別な授業体験を準備しています。

  • 自主的な心を育む農業クラブ 長野県の豊かな自然に触れ、子どもたちが農作業に取り組む授業を行います。ただ農作業体験をするのではなく、どうしたら大きな野菜が育つのか、面白い育て方はないか? 農業の専門家の指導を仰いで、子ども同士でも探究しながら、自ら考え、アイディアを出しながら学んでいきます。食べる専門の子がいてもいい、種まき専門の子がいてもいい、ひたすら野菜の絵を書く子がいてもいい。それぞれの形で農業に興味を持ってもらい、食べることや育てることの大切さを感じて欲しい。
  • 働くことを考える産学協同カフェ 学内に地域住民に開かれたカフェを設置し、教師の助けを借りつつ子ども自身が地域作物を販売したり、飲食を提供したりする場を設けることを想定しています。地域の方々との交流を通じてコミュニケーション力を育むだけではなく、カフェでの就業体験を通じて、働くとはなにか、それに対して報酬を得るとはどういうことなのか、初めて会う人とはどのようにコミュニケーションを育んでいくのかを、経験を通じて学んでほしいと考えています。

カリキュラム開発

島宗 理法政大学 文学部心理学科教授

行動分析学、パフォーマンスマネジメント、インストラクショナルデザインを専門とし、『パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学』、『行動分析学入門』、『人は、なぜ約束の時間に遅れるのか―素朴な疑問から考える「行動の原因」』など著書多数。世の中に役立つ心理学を研究し、実践する。
近年では、知事を巻き込んだ徳島県の教育支援プロジェクトを発足し、児童生徒や教員向けの教材開発事業において、応用行動分析学に基づいた指導アドバイスを行う。

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OUR PEOPLE

Founder

理事長:奥田健次

学校法人西軽井沢学園創立者・理事長
一般社団法人日本行動分析学会理事、
日本子ども健康科学会理事、
日本場面緘黙研究会常任理事などを歴任。
専門行動療法士、臨床心理士。

応用行動分析学(ABA)・行動療法をもとに親子を支援する心理臨床家。また、発達につまずきのある子とその家族への指導のために全国各地からの支援要請に応えている。日本国内だけでなく、世界各地から招かれる国際的セラピスト。行動上のあらゆる問題を解決に導くための洗練された技術と、一人ひとりに合わせて完全にオーダーメイド化された奇抜でユニークなアイデア、指導プログラムの緻密さについて、国内外の関係者から絶賛されている。日本で初めて行動分析学に基づく幼稚園を創立(学校法人西軽井沢学園 サムエル幼稚園)。

もっと詳しく

Principal

校長:青木高光

2019年ー2021年 国立特別支援教育 総合研究所・主任研究員(現在は特任研究員)
2022年ー2024年まで長野県教育委員会ICT活用推進リーダーとして勤務。
文部科学省DX 戦略アドバイザーとして全国の学校で指導を行う。
Apple社により優れたICT 活用実践者としてApple Distinguished Educatorsに認定。

大学時代からAAC(補助代替コミュニケーション)の研究に取り組み、教職のかたわら大学や企業と連携して、発語のない子のコミュニケーション支援のためのソフトウェア、ハードウェアの開発を行う。
代表理事を勤めるNPO 法人ドロップレット・プロジェクトが開発したシンボル「Drops」や
アプリ「DropTap」「DropKit」は全国で活用されている。

主な著書:「絵で見てわかる!視覚支援のカード・教材100」「視覚シンボルで楽々コミュニケーション」

Partners

2022年クラウドファンディング支援者のみなさま(五十音順)

  • 浅井 雅也様
  • 大対 香奈子様
  • 株式会社オキュラボ様
  • 川上 英輔様
  • CEO 作業療法士 森島 肇様
  • 島宗 理様
  • STUDY SPACE 楽園様
  • 千代崎 透我様
  • 塚本 尚文様
  • つかもとあい音楽教室様
  • 中富 ゆりえ様
  • 中野 響子様
  • 柳澤 博紀様
  • 山下 雄平様

※「小学校公式サイトへのお名前掲載」にご支援いただいた方のお名前を掲載しています。

Teachers

行動分析学のトレーニングを受けた
プロフェッショナルが
多数在籍しています。

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【学校法人西軽井沢学園 サムエル幼稚園】
日本初の行動分析学を活用したインクルーシブ教育を行う幼稚園であり、子どもの一人ひとりの個別ニーズに合った指導を実施。

沿革
平成30年4月 長野県北佐久郡御代田町に平成30年開園
平成31年度 文部科学省「学習上の支援機器等教材活用評価研究事業」受託
令和2年3月 上記事業報告会 YouTubeにて全世界配信

メディア紹介
NBS、テレビ信州、NHKなどメディアが随時紹介
日本テレビ系列の“NNNドキュメント”、“スッキリ!”、
フジテレビのドキュメンタリー“NONFIX”が複数回にわたり紹介 他

INFORMATIONお問い合わせ

学校法人西軽井沢学園
〒389-0201
長野県北佐久郡御代田町塩野3180-558
TEL/FAX:0267-32-0541
MAIL:info@sayakaboshi.jp

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