さやか星小学校 SAYAKABOSHI Elementary School

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FAQよくある質問

カリキュラムについて

  • さやか星小学校の教育理念について教えてください。 一人ひとりが唯一無二の個性をもったユニークな存在であると認めることがまずは重要であると考えます。そして,それぞれの個性を発揮し,お互いに尊敬し,助け合いながら,のびのびと生きられる社会をつくっていくために学校教育があると考えています。地域や日本,そして世界でこうした社会を実現していくリーダーを育てていきます。そしてそのために,「できること」や「わかること」を爆発的に増やし,「できるるようになること」や「わかるようになること」が楽しくなることで,自ら「できるようになりたいこと」や「わかるようになりたいこと」を見つけていけるように支援します。
  • 「学びクリエイター」とは? 様々なことに興味を持ち,自発的に学んで何かを作り出していく個性あふれる人のことです。特別な能力だとは考えていません。本来、人は誰でも「学びクリエイター」であり,その個性を可能な限り発揮できる環境をつくることが学校の責務だと考えています。学校で学ぶのは子どもだけではありません。教師も保護者も,授業や学校に関わる専門家や地域の人々も,みな「学びクリエイター」であり,子どもと一緒に学んでいく人たちだと考えています。
  • 「パーソナライズ学習」とは? さやか星小学校ではすべての児童それぞれに学習目標と学習目標を達成するための支援計画を作成します。子どもの興味・関心、得意なこと・不得意なこと、現在の学習水準などにあわせて授業や活動、課題の内容を決め、学習進度にあわせて調整していきます。同じ学年・学級の同じ科目で同じ授業に参加していても、児童によってその授業で学ぶことが違ってもいいし、むしろ違うことがあたりまえで学校はそれを伸ばすように支援します。
  • 「パーソナライズ学習」はどのように実現するのでしょうか? さやか星小学校で実施している「パーソナライズ学習」は世界でも類を見ない新しい挑戦です。有人火星探査くらい難しいかもしれません。一方で、自動運転の車のように実現可能なレベルに到達しそうな手応えもあります。世界初とも言える「パーソナライズ学習」を実現するために、本校では行動分析学をフル活用します。行動分析学は困難な課題にすら行動変容を引き起こす方法を、これまで何度も開発してきた心理学です。授業や活動にはもちろんのこと、学校運営に関わるすべてに行動分析学の知見を取り入れることで「パーソナライズ学習」を実現します。「あるものは使う、ないものは作る」という指針に基づき、情報技術を中心としたイノベーションも積極的に導入していきます。デジタル教材の活用もこの一例です。研究開発を重視し、イノベーションを創り出していくことにも力を注ぎます。
  • カリキュラムはどのように編成するのでしょうか? 指導要領に準拠し、教科書も使いますが、この授業のこの瞬間に何を何のためにどこまで学ぶのかが、子どもにも大人にも(教師にも保護者にも)明確になるように編成します。今学んでいることが将来何にどのように役立つのかを考えられるように授業や活動を展開していきます。通常、カリキュラムは児童を対象に作成するものですが、さやか星小学校では子ども目線のカリキュラムと大人目線のカリキュラムを同時に作成していきます。指導要領や教科書にあるからそのように授業をするというあたりまえを変え、教師が一人ひとりの子どもの将来を展望し、未来と現在に学びの線を引けるようにします。このように、子どもと大人が一緒に学ぶ仕組みを実現することも、地味ではありますが、これまでの日本の学校にはない挑戦の一つです。
  • どのような授業になるのでしょうか? 「パーソナライズ学習」を展開するために入学直後や年度や学期が始まると、まずは子どもの学習進度を確認し、学年・学期の学習目標を設定します。そしてそれに基づいて授業や活動の目標と目標達成指標を決めていきます。どのような授業になるかは、その授業に参加する児童それぞれによって決まることになります。同じ学年、同じ教科書や活動で授業に参加していても、児童によって学習目標が違い、このため授業中に取り組む内容も違うかもしれません。授業や活動の内容や支援方法・教材は、児童の学習成果に基づいて改善し、開発していきます。ですから、同じ学習目標の子どもがいたとしても、1年目と2年目ではまったく違う授業が展開される可能性もあります。これまでやってきた授業をあたりまえとして続けるのではなく、学習目標の達成度によって改善していくからです。学校以外の社会ではあたりまえになっている継続的改善の考え方を学校に導入しています。
  • 「継続的改善」とは? やろうとしていることがうまくいっているかどうか、よりうまくするにはどうすればいいかを、成果に基づいて考えて、改善を続ける方法です。子どもにとってみると、興味・関心を持って授業や活動に参加し、学びたかったことが学べたかどうかを振り返り、次に学ぶことを選んで決めていくことを繰り返していくことになります。同時に、教師や保護者は、子どもに「なにを教えるか」を決め、授業や活動を提供し、教えたかったことが教えられたかどうかを振り返り、授業や活動や教材などを改善することを繰り返していくことになります。子どもにとっては「授業に出席したこと」、大人にとっては「授業をしたこと(教師)」や「説明したこと(保護者)」がゴールではなく、その成果(できること、わかることが増えたかどうか)が重視されます。できないことやわからないことを子どもや大人のせいにせず、次のステップの改善につなげていきます。
  • 「さやか星学習ライブラリ」とは? 継続的改善を続けていくとどのような子どものどのような学習目標の達成にどのような支援方法(授業や活動や教材など)が有効なのかといった知見が蓄積されていきます。さやか星小学校ではこれを「さやか星学習ライブラリ」と呼び、共有します。教師や保護者に孤軍奮闘させず、有効なことがわかった既存の教材は再利用されます。新たに発見した学習支援方法や教材も、ライブラリに蓄積されていきます。校外の専門家や地域の方々に積極的に協力を呼びかけ、校外からの「学びクリエイター」として参加していただくこともあります。名物授業はアーカイブ化して長期的に活用します。
  • 採用予定の教科書は? 文部科学省発行の小学校用教科書目録に掲載されている出版社の教科書を採用します。現時点での採用予定は以下の通りです(2023年8月末時点)。
    国語:光村
    書写:光村
    社会:東書
    地図:帝国
    算数:日文
    理科:教出
    生活:信教
    音楽:教芸
    図工:日文
    家庭:開隆堂
    保健:学研
    英語:三省堂
    道徳:光文
    国語:光村
    書写:光村
    社会:東書
    地図:帝国
    算数:日文
    理科:教出
    生活:信教
    音楽:教芸
    図工:日文
    家庭:開隆堂
    保健:学研
    英語:三省堂
    道徳:光文
  • 小学校卒業までに何をどこまで学ぶことができますか? 発達も学習も、何がいつどこまで進むかは子どもによって大きく異なり、それが自然であると考えています。漢字がきれいに筆記できないのに、数に関しては中学の数学レベルまで理解できる子どもや、人前で話をするのは苦手でも、植物の名前や生態には誰よりも詳しくなる子どもも現れるかもしれません。ゴールはそれぞれ違うけれど、それぞれが自分のゴールを目指し、教師や学校、そして保護者がそれを支援、応援する仕組みを実現します。子どもごとの学習計画とその進度を共有し、活用する情報システムを開発し、導入します。
  • 導入予定の特徴的な教育プログラムを教えてください。 「スクールワイドPBS」や「いじめ防止3R」、「プリシジョンティーチング」など、すでに効果が実証されているプログラムを積極的に導入します。ユーモアを育む「こども大喜利」 、好奇心を増大させる「こども探検隊」、逆境を乗り越えるスキルを身につける「ピンチはチャンス」、働く意欲を育てる「君たちはどう食べるか」 、リーダーシップやセルフマネジメントをテーマにした独自プログラムを続々開発していきます。一方、授業や活動、生活指導など、日々の学習支援のあちこちで、学習目標を具体化し、見本や手本を示して、できたら褒めるといった行動分析学の研究や実践で築かれてきた指導技術をふんだんに使います。目立たないかもしれませんが、本校の教育成果を支える核心となるユーモアあふれるプログラムです。
  • 教師の専門性はどのように確保するのですか? 本校の理念を理解して賛同し、学校を一緒に作っていこうという意気込みのある教師を採用しています。行動分析学を習得した教師を優先的に採用します。教師も子どもも共に学ぶ「学びクリエイター」です。学校は教師への継続的な研修プログラムを提供し、教えながら学び続けることを支援します。校務のあり方を見直し、情報システムを活用することで、教師が自主的に研鑽し、それを子どもの学習へ還元するための時間や機会を十分に確保することも学校の責任だと考えています。
  • 保護者の役割はどのようにお考えですか? 子どもと同じように成長する学びクリエイターであると考えます。保護者にとって、我が子が思うようにならないことは当然のように訪れます。その際、どのような態度や言動で子育てを行うか。そこに保護者の学ぶ姿勢が求められます。また、学習目標の個別最適化に保護者のみなさまのご協力は欠かせません。年間学習計画や学期の学習計画を立案するさいにご意見をお聞きすることになります。学期の間も学習の進捗を共有します。学習目標によってはご家庭で行う学習課題の支援をお願いすることもあります。学習計画に即して行われる活動や行事に参画のご協力をお願いすることになります。保護者のみなさんが子どもと一緒に学んでいけるように、保護者向けの研修プログラムも提供します。いじめや不登校の防止には保護者の家庭での子育てのありようが大きな影響を及ぼします。さやか星小学校の教育の質は、保護者の学びと成長によって高められると考えています。
    保護者の参加が期待される活動や行事の例
    ・いじめや不登校の防止研修(定期開催)
    ・クラブ活動を支援する「ママだってコーチ、パパだってコーチ」
    ・地域の特産物を親子で探求する「親子deアグリカルチャー活動」

日課・学校生活について

  • 時間割など、一日の活動の流れを教えてください。 標準的な時間割を採用します。授業時間や休み時間の時間帯を揃えることで、規則的な活動パターンを学べるようにするためです。ただし、授業時間に子どもが取り組む内容や活動は子どもごとに異なるかもしれません。同じクラスの算数の授業を見学すると、グループで話し合いをしている子どもたちもいれば、一人でデジタル教材に取り組んでいる子どももいるかもしれません。グループで話し合いをしていても、中には数を数えることがその時点の学習目標になっている子どももいれば、計算が目標になっている子どももいるでしょう。それぞれの子どもがいつ何をどのように学ぶかは、年度ごと、学期ごとに学習計画を立てて決めます。そして学習進度を測定、評価し、それに合わせて学習計画も更新していきます。
  • 運動会や音楽会などの行事については? 他の私立学校と同じように、これらの行事も大切にしています。ただし、「見栄えを良くするために時間を使うこと」はしません。みんなが完璧に踊ったり演奏したりできるようになるまでの練習には、通常の授業時間を相当に削ることになります。さやか星小学校では、運動会も音楽会も「その時点でできるようになったことを、ありのまま表現すること」を大切にしています。みんなと違っていても、失敗しても良いということです。子どもも教師もプレッシャーから解放され、保護者にとっても他の子どもと比べるようなことを自然としなくなります。さっそく、開校後1年目から大きな成果を上げました。運動会を例に挙げると、公立学校では少なくとも10時間分は運動会のための練習時間に充てられます。その期間、国語や算数などの授業が削られています。本校では、運動会の練習のために教科の授業時間が削られることは一切ありませんでした。そのため、第1学年の算数科では、6月の中旬までには引き算を開始するところまで学習が進みました(引き算は、教科書の予定では6月下旬から始まる学習です)。こうした授業時間に余裕が生まれることで、子どもによっては深掘り学習や発展学習、おさらい学習などに充てることができました。
  • クラス編成、1クラスの人数は? 1学年1クラスで、1クラスの最大定員は28人です。クラスの人数や授業内容に応じて複式で授業を行う場合もありますが、「パーソナライズ学習」が基本ですので個別最適化された学習内容が提供されます。
    専修学級は複式で2クラス、最大30人までとします。
    男女比の取り決めは特にありません。
  • 専修学級とは? 「専修学級」は、さやか星小学校がつくった新しい学級制度です。子ども一人ひとりの能力に応じてよりきめ細やかな個別最適な学習を実現するため、担任教諭の他、嘱託の心理職や研究員などが提供する専門性の高い教育支援プログラムを提供しています。また、異学年による少人数学級にすることによって、いわゆる「ギフテッド」と呼ばれる子どもや、個別の学習目標を達成するために必要な課題分析や支援方法の見直しが必要な子どもを対象に、合理的で最適な学習環境を提供します。専修学級の愛称は、エジゾン学級、ダヴィンチ学級としています。出願時に保護者が希望することができますし、入学後に保護者の希望によって在籍級の変更希望を出すことも可能です。
  • 聖書教育があるとのことですが、誰でも受験可能ですか? さやか星小学校の教育内容の一つとして掲げている聖書教育にご理解があり、お子さまがキリスト教系行事に参加することも厭わないのであれば、ご家庭が他宗教でも構いません。信仰が強制されることはありませんし、強制されるべきものでもありません。ただし、ご家庭が他宗教だからという理由で、本校の聖書に基づく日課や行事等への参加を拒否することは認められません。なお、本校は、統一家庭連合、モルモン教、エホバの証人とは一切関係ありません。
  • 制服の指定はありますか? 本校オリジナルデザインのベスト・ズボン・スカート・体操服・制リュック等、指定のものがいくつかあります。ブレザーについては色の指定はありますが、現在、制服としての指定はありません。
  • 学校給食はありますか? 地元業者による給食を提供しています。
  • スクールバスは? ありません。徒歩通学、保護者による送迎、または電車通学になります。
    (JR青沼駅から徒歩3分)
  • 学童保育や放課後等デイサービスはありますか? 学童保育については、学校の向かいにある青沼児童館を利用できます。受給者証をおもちの方は、近隣の放課後等デイサービスの利用について、担当の相談支援専門員にご相談ください。
  • 中学校の創設計画はありますか? 中学校、高等学校の創設についての構想はあります。
  • 移住の相談やサービスはありますか? 佐久市には、移住のための情報サイトや補助金等が用意されています。
    詳細は、佐久市移住交流推進課(TEL0267−62−3283)へお問い合わせください。
    *佐久市の移住者向けサービス一覧

学費について

  • 学費・諸費用を教えてください。
    入学検定料30,000円
    入学金※1300,000円
    授業料(年額)750,000円
    専修学級併用料(年額)※2200,000円
    施設費・教材費(年額)186,000円
    ※1 きょうだいで入学する場合は、2人目の入学金を10%減免します。
    ※2 併用料は専修学級利用者のみ。
    ・体操服、給食費、個人用iPad 等の費用は別途となります。
    ※サムエル幼稚園からの進学の場合は、入学金減免制度があります。
  • 学費の納入方法は? 学費の納入は半期ごと、原則、銀行引き落としとなります。

入学検定について

  • 入学検定のスケジュールを教えてください。 2025年度入学検定までのスケジュールは下記の通りです。
    2024年6月9日第1回入学説明会
    (会場/オンライン)
    7月13日第2回入学説明会※
    (会場/オンライン)
    8月25日第3回入学説明会
    (会場のみ)
    ※第2回はサムエル幼稚園入園説明会と合同。
    9月17日〜25日願書受付
    10月14日第1回入学検定
    11月17日第2回入学検定
    12月15日第3回入学検定
  • 受験できる学年は何年生までですか? 2025年4月時点で小学1〜4年生までの児童が対象です。
  • 入学検定はどんな内容ですか? 書類選考、お子さんに行う簡易な能力テストと行動観察、親が行う簡単な作文試験、親面接となります。選定基準として重要視するのは、お子さんの学力や発達レベルよりも、保護者の子育ての方針やこれまでの取り組み、さやか星小学校の教育への理解・協力姿勢です。
  • きょうだいで受験した場合に、どちらかだけ合格・不合格となることはありますか? 合否判定は、児童ひとりずつ個別に行うため、きょうだいで合否がわかれることはあります。

INFORMATIONお問い合わせ

学校法人西軽井沢学園
〒389-0201
長野県北佐久郡御代田町塩野3180-558
TEL/FAX:0267-32-0541
MAIL:info@sayakaboshi.jp

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